この記事をご覧になっている方は、ホームページの開設をご検討されている方がほとんどで、中にはホームページを開設したばかりで、思うような効果が得られていない方もいらっしゃるかと思います。
そもそも、「最近のプロモーション手段はインターネットに移っていて、ホームページはどうしても必要」というお考えから現在に至っていると思うのですが、どのようなホームページが集客力を持つのか。
そして、集客力を持ったホームページを開設するには、費用がいくら必要なのか?
実際に全国規模のメディア運営をしており、ホームページ制作サービスも提供しているわたしの持論を、この記事で紹介します。
ホームページの集客力
まず、ホームページの開設をご検討されているのであれば、ホームページの持つ利点、そして従来の媒体との違いを理解する必要があります。
何となく(ほとんどのライバルがホームページを持っているから・・)ではなく、ホームページの強みを理解したほうが、ホームページ制作業者の選定にも役立つのです。
ホームページの利点
ホームページの利点は何か?なぜ、集客に有利なのか?
この答えは単純に「みんながインターネットを使っているから」ではありません。インターネットは、分からないことや求めているサービスなどを、誰もが調べることができる世界規模のプラットフォーム。
インターネット上の情報は、今や莫大な量に達しています。
さて。ここで考えていただきたい事があります。
今、このページをご覧になっている方は「集客するためのホームページの費用」が知りたかった方です。
そして、わたしはその疑問を持っている方向けに、このページを書きました。
なぜ、アナタにこのページがヒットしたのか分かりますか?
答えは、わたしがインターネット上の検索ニーズを考えて、このページを書いたからです。
次の節で紹介するように、ホームページと従来型の媒体(チラシ等)の違いはここにあります。インターネットは、「その情報を求めているユーザーに対して、ピンポイントで情報を届ける」仕組み(テクニック)があるのです。
従来の広告媒体
従来型の広告媒体であるテレビCM、ラジオCM、チラシといったものは、不特定多数に一斉配信する手法となります。
相手に関心があるのかどうかを問わず、正確にはターゲッティングすることが不可能なまま、広告を発信する他ありません。
たとえば、お子様がいないご家庭のテレビにも「子ども向けのおもちゃのCM」は流れます。同様に、お一人暮らしの高齢者のご自宅に「若者向けの美容院のチラシ」が投函されることもあるでしょう。
街を歩けば、視力に何ら問題を抱えていない人にも、メガネ屋さんから声がかかり、パチンコに関心がない人にもパチンコ屋さんのポケットティッシュは配布されるのです。
そのサービスを求めている方に、ピンポイントで発信することができるホームページ(インターネット)と従来型の広告媒体には、これだけの本質的な違いがあるのです。
デザインの重要性は?
「ホームページの開設」という目標は、とてもワクワクする目標です。たとえば、初めてご自分の携帯電話を持つときの感覚に似ているでしょう。
もちろん、せっかくホームページを開設するわけですから、高いデザインのホームページを持ちたくなるのは自然なことです。また、ホームページをご覧になるユーザーに与える印象も、デザイン性によって左右されることは間違いないと思います。
ただし、ホームページの本質的な価値を忘れてはいけません。ホームページは、「その情報を求めているユーザーに見てもらう」ことが本質かつ最重要な目的です。
美容院やネイルサロンのような、必然的にデザイン性が求められる業界に関しては、デザイン性が集客力を左右する割合が高くなりますので、拘る必要性も高くなりますが、そうではない業界については、本質的な集客力を重視したほうがよいでしょう。
ホームページの集客力のことを業界用語で「SEO対策」といいます。
どのホームページ制作会社も「SEO対策」を口にしますので、素人では判断し辛いところですが、当サイトの下記のページが参考になると思います。
ホームページの費用
集客力を持ったホームページを開設するための費用は、制作業者の選別によるでしょう。一般的には、初年度で50万円から100万円程度、そして運営費用として年額20万円から50万円といったところでしょうか。
前節で紹介した「SEO対策」については、素人にはまったく分からない領域のため、良し悪しのご判断も難しいと思います。
なお、「SEO対策」に関しては、本質的な構造を理解し、実績を出せている制作業者は多くないと思います。「SEO対策」は、地域の競合性にもよりますので、単純に判断することができないのです。
たとえば、沖縄県以外の都道府県で、その地域唯一の「沖縄そば店」を開業すれば、「○○(地域名称)+沖縄そば」の検索でヒットするようなホームページは素人でも作れてしまいます。(競合が存在しないから)
実際のマーケットや、潜在的ニーズ、そして本質的な「SEO対策」を理解している制作業者に巡り合えば、集客力を持ったホームページの開設にも近づけることでしょう。
ただし、制作費用は、その制作業者次第です。
潜在的ニーズとは:たとえば、ピアノ教室の場合、「ピアノを習いたいと思っている人」のみではなく、何か趣味を見つけたいと考えている人も潜在的なお客様です。ホームページでは、「ピアノ」だけを強調して発信するよりも、「大人の趣味」や「生涯学習」などをターゲットにすることも可能なんです。